2003/01/22 (水)

2003/01/22 (Wed)

レーベルゲートCD、今日(21日)スタート(ZDNET)
ソニー独自企画のCCCDがスタートだそうです。記事によると第一セッションにCDDA、第二セッションに一度だけ無料で(※二回以降は課金される)PCにコピー可能な圧縮ファイル(138kbps)が入っているとか。

購入者にはコピーする権利を与えつつ、不正コピーはNGというスタンスは好感が持てますが、

レーベルゲートCDでは、パソコンへの複製が無料なのは1度だけだが、いったんパソコンのハードディスクに複製した楽曲は、NetMDやメモリースティックウォークマンなどのOpenMG対応機器に3回まで複製(チェックアウト)できる。OpenMG対応機器では、複製した楽曲をコピー元(ハードディスク)に返す(チェックイン)こともでき、そうすることで、複製回数は元に戻る。つまり、常に最大3台のOpenMG対応機器に複製を行って楽しむことができるわけである。

OpenMG対応機器とやらのみしか転送できない仕様は激しくどうかと思うのですが。MP3CDプレイヤー使用者のボクは蚊帳の外デスカ?(CD1枚にアルバムが十枚程度入るので実に重宝してるのです)

ちなみに今回のソニーのCCCDは従来(AVEXが適用した奴)よりも音質は良いらしくCD-Extra程度はあるらしいです。……どの程度従来式のと違うのかボクにはわかりませんけどね(民生機レベルじゃ問題ないくらいなのかな?)

しかしソニーに限らずレコード会社の多くがCCCDを適用しましたが、果たしてCCCDでCDの売上が上がるのでしょうか?

ボクはCCCDについて懐疑的で、CCCD化しても売上は大差無いように思えて仕方ないのです。っていうかデフレの世の中で物価が下がっている中で、CDだけ価格据え置き=相対的にCDの価格向上=割高感があるから売上が落ちているのではないかと。CDのアルバムを輸入盤程度(\2,000)にすればもう少し売上が上がるのではないか、と感じるのですが。

どうなんでしょうね。実際のところ。