2003/02/04 (火)

2003/02/04 (Tue)

手塚治虫全集
ブラックジャック12巻あたりまで読破。収録時期が巻内でまちまちなのが気になる(昭和53年のもあれば、同じ巻で昭和58年のが収録されていたり……)。

話の流れが上記のような状態なので、一巻である医者が「ブラックジャックは人間に馬の脳みそを移植したらしい」云々と噂を立てているにもかかわらず、その馬の脳みそを移植するエピソードはかなり後になってからという時間軸的な矛盾がどこそこにあって、なんか煩悶とするんですが。また、ピノコ誕生エピソードも10巻あたりまで出てこず、それまで当たり前のようにブラックジャックの周りにいたり、逆に全く登場しなかったり……。この収録の時期がまちまちなのは生前の手塚治虫氏がわざとそうしたのか、はたまた本を刊行した時に編集者が考えたものなのか私に知るよしはないけれど、なんつーか素直に年度の若いモノ順に収録すりゃいいじゃん!とか思うのだけどいかがなモノか。

まあ、それは兎も角、なんていうか、やっぱピノコがかわいいなあと思う今日この頃ですよ。なんだかんだ言って萌えの原点というのは、漫画の原点とも言える手塚治虫氏にある……原点回帰するって訳ですな。

と、えせ漫画オタクっぽく評論してみました。終い。