2003/04/17 (Thu)
●FF11の今回のパッチを考察してみる
まずジョブから
JOB
・戦士……基本的のは現状維持か?ただ他ジョブに比べて特徴らしい特徴が無い地味さが、ジラートで追加された侍、竜騎士のおかげでより顕著になった感あり。しかしアビリティの挑発は前衛でほぼ必須のモノだし、サポ戦は今後もスタンダードのままだろう。……本職戦士の人は減る予感大だが。
・暗黒……独自の暗黒魔法により強化された。ただしその魔法の能力がどれほどのものかは未知数である。今後は黒魔道士と差別化を図るために暗黒専門の魔法が増えていくと良いと思うが、どうなるのだろうね?
・ナイト……現状維持か。新アビリティにより一層防御色が強まった。今後も壁役として活躍しそうだが、新前衛が増えそうなので戦士と同様に数が減りそうだ。
・モンク……数ヶ月のマゾ期間を経て大幅?な強化。投擲系アビリティも手に入れアタッカーとしての能力は高まったと言える(かもしれない)。
・シーフ……サポートジョブ時のみ大幅に弱体化。今パッチ前まではアタッカー=サポシーフであったが、今回のパッチからはサポートジョブにシーフを選択する必要は薄まったと言える。むしろレベル上げPTを組む際にサポシーフであったら、あまり良く思われないことを留意しておくべきかもしれない。
専業シーフである場合、基本的には現状維持であるが、他ジョブの強化+新ジョブのおかげでアタッカーとしたの立場が微妙になった感も。特に極アタッカーであろう侍と比較した場合、どう見ても見劣りしてしまうのが……。
・狩人……目も当てられない弱体化。そもそもに瞬間破壊力のみが売りの趣味色つよいジョブであったのに、今回のパッチでジョブとしての存在意義が無くなってしまったと言っても過言ではあるまい。
まず狩人はジョブとしての設計が甘い。
@「近接戦闘ではコストが0なのに、射撃攻撃は一撃毎に弾代のコストがかかる。しかもレベルが上がるにつれ弾の威力は上がるが、その分コストがかさみ最終的には狩りで得る収入以上の出費を課せられることとなる」
この点に関してはまさに設計ミスと言える。狩人の弾代が仕様であるなら、近接職の武器も消耗してしかるべきであるし、また消耗しないのであれば「威力は低いが消耗しない弾」があっても良いはず。
A「射撃攻撃意外にこれといった能力を持たない=射撃命であるのに関わらず、今回のパッチで射撃攻撃に大幅な制限が加わった」
具体的な変更としては「射撃武器を変更するとTPが0になる」「弾を変更するとTPが0になる」である。前者はスクエアの意図として使用する武器の専門化を推進する為と、元々近接職での制限「武器を変更するとTPが0になるに、射撃武器ではリセットされなかった」でのバグフィックスだろう。後者は……ご愁傷様としか言えない。この仕様は改悪としか言えないので、今後スクエアの意向によっては改善されるかもしれない……。
・獣使い
けものを召還出来るようになり何かと楽しくなった感あり。ただし相変わらずソロ向けジョブのようだが。サポ用としての獣使いは仕様変更により使いづらくなった。今後サポ獣は低ランク狩り場での素材集めなどに限定されそうだ。
・白魔道士
基本的に弱体化はされていないのだが後述の赤魔道士の強化によって、相対的に弱くなった感がある。今後もやはりPTでの白の需要は高いままだろうが、高レベル化するにつれサポ白は優秀となり赤/白にお株を奪われる可能性は高くなる(赤の弱点であった状態変化回復魔法の未習得部分をサポ白で補完可能となったので)。
どうもサポートジョブがこのゲームのバランスを崩しているとしか思えない。サポジョブで使用不可能な魔法などを作らない限り、専業ジョブがサポートジョブに座を奪われる可能性は今後も続くであろう。
・黒魔道士
精霊魔法のレジ率ダウンおよびスキルアップ率アップ&ガ系魔法の仕様変更、弱体化の効果変更などで若干の強化が図られた。漂白時代と呼ばれる暗黒(?)時代を抜け、黒魔道士本来の「後衛ジョブアタッカー」の地位が確立してきたと言えるかもしれない。サポジョブの幅も白単一だった状況から、サポ赤、サポ召喚など幅が広がったモノ嬉しい変更だろう。PTに居ると居ないとではそれなりにダメージが変わっていくだろうし、今後は以前より需要が高まるかもしれない(召還士の能力如何では需要は下がる可能性アリだが)。
・赤魔道士
マゾ街道まっしぐらだった赤魔道士だが、今回のパッチにより異常なほどの強化がなされた。正直言って今回のこの変更でゲームのバランスが崩れたと言っても過言ではあるまい。特にコンバートというMP/HPを瞬時に逆転させるアビリティはあまりに酷すぎる。この能力を使いこなせばヒーリングする必要は一切なくなり、常にほぼ満タンなMPを確保することが可能なのだから。たぶんこのアビリティについては何らかの弱体化か制限が行われる……はずだ。
ヒーラーとしての能力はサポ白をつけることにより大幅に強化され、前述のように白魔のお株を奪いかねない状況と言える。これはリジェネという低燃費且つ高回復の回復魔法を赤魔専用魔法として実装してしまったというアホ仕様のせいなんだが……。本来なら白魔にリジェネを実装して、ケアル=瞬時に回復&高ヘイト、リジェネ=徐々に回復&低ヘイトという使い分けをさせるべきだと思うんだがなァ。その場しのぎに飴を与えたつけが今になってきた、と言えるかも。
・吟遊詩人
あまりに強力だった歌が今回の変更により弱体化された。が、しかしPTのサポート職としての地位はまだまだ安泰と言えるだろう。
その他仕様
・ジュノでの競売手数料が大幅に高くなった。
これはジラート実装による「地方競売の活性化」を狙った仕様変更だと思うが、スクエアの思惑とは別に今後もジュノが中心地として君臨していくこととなろう。今後は安物(手数料以下で売買されるようなモノ)についてはバザーなどで販売されるのではなかろうか?元々住みやすいとは言い難かったジュノが、ますます住みづらくなるとは酷い話である。
・店売りの商品が変わった
ジュノでの販売品が減った。今後は競売を介しての貿易が盛んとなる……のかもしれない。しかし競売で買う場合は大抵かなりの割り増し価格であるし、貧乏人はますます貧乏になっていくだろう。スクエアは新規参入者を減らす意向なのだろうか?謎だ。
とりあえず今のところはこれまで。仕事を終えてからジラートを購入後また加筆していきたい。
●ナムコ、セガに合併申し入れ(朝日)
セガ・サミーかセガ・ナムコか!
なんか面白くなってきたー!
個人的にはセガ・ナムコを希望。
スクエア・エニクスを超えてくだはい。是非。