2003/05/04 (Sun)
●鋼鉄の少女たち二巻購入
少女たちが主人公という面においての非現実性はともかくとして、戦争における人員の消耗がそれなりに書かれていてやっぱいいなあ。そりゃあ本気モードの戦争漫画と比べるとやはりアレだけれど、エース桃組というオタ向け雑誌で連載してるってのに、人がばたばた死ぬわ(サブキャラも割とあっけなく死ぬ)、陵辱されるわ、大変なことに。
しかしいくつかの疑問が。
1.航空戦力と制空権はどのようになっているのか?
というか戦車は発達しているけど航空機はまったく……という背景なんじゃろか。今後登場するかもしれないけど、やはり航空戦力があったほうがリアリティが増していいなあと思った。
2.遊撃戦ばかりなのか?
というか塹壕を掘らないのはなぜなんだろう。小隊レベルだから掘る意味が無い?戦線がどのようになっているのかも分からないし、もうちょっと(主人公たちが関係してこない面での)情報が欲しいなあと感じた。
3.戦車が発達しているのに、歩兵の対戦車装備が貧弱である。
いやーバズーカとかシュレッケとかないのかなあと。小隊レベルには配備されない装備品なんじゃろか。
4.帝国(敵国)のボスのビジュアルがしょぼい。
まあ仕方ないんだろうけど。地味過ぎる気がしなくもない。
5.少女たちの小隊って……
二次大戦時、実際にソ連軍には女兵士(戦車兵)がいたらしいので、リアリティが無いと言い切るつもりはないのだけど。なぜ彼女たちが戦わねばならないのか、という理由が欲しい気がする。
それとも彼女たちは全員志願兵ナノカ?
と、うだうだ書きつつもやっぱ結構好きな漫画なのでがんばって欲しいもんですわ。