2004/09/23 (木)

指示待ち人間

どこぞで読んだ「指示待ち人間」というフレーズ。これはボクだ。

中学校時代。当時は学歴社会だったので、自分は少し半端な進学校へ進学せざるを得なかった。当時は偏差値至上主義で、何でもかんでも偏差値が物差しだった。70あれば県下一の高校の進学は固いトカ、40以下じゃ高校の進学すら難しいトカ。そんな中ボクは自主学習をしないグウタラ学生で、それでいてそこそこの成績だったせいか、よくわからないうちに学区内第二位の進学校へと進むことになった。自分の希望だったわけではなくて、学校の空気、家庭の空気、そして社会全体の空気に背を押された形での進学だった。この進学は今でも腐れ縁な友人たちに恵まれているのだから、結果としてみれば正解だったと感じるが、結果は結果であり、当時の進学に関して言えば少なくとも正解ではなかった。学校まで遠かったし。
高校を卒業して後、ボクは本命大学に落ちたので浪人した(※一応一校受かっていたのだが蹴った)。この浪人時代は今にして思えば堕落の極みで、最低最悪だったが、それでもその一年は貴重で楽しいものだったと今になって思う。
京都の大学に進学してから、その大学時代はなんだかんだアレコレあったが楽しいものだった。自分にとって未知であった関西周辺の地理に詳しくなれたし、西日本に住む人たちと友人や知人になれただけでも、実家を出て正解だった。

が、結局すべて・閧フ指示なんだよな。自分の意思で選択したようで、よく見てみると周りの空気にあわせて動いただけ。

そろそろ自分から動かなければならない。

マジデ。

アレゲー強化週間

といった感じでいくつかだらーりやっております。
で、一回進めただけでまるでプレイしてなかったRoutesをはじめてみたり。

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ひとまず二周目までの感想。
システム:普通
文章:やたらと擬音が多いのと、時に主人公・ヒロインのどちらが話しているのか解らなくなる。改行の位置が悪いのか…?
設定:主人公が高校生(なのか?)で世界一のエージェント(スパイ)という無茶な設定が、物語を薄くしてしまっている感あり。

キャラ別
リサ:EDまで見て愕然とした。このキャラクターの物語は酷いの一言に尽きる。騙し騙され疑心暗鬼に駆られながらも相手を信頼して……という展開にしたかったのだろうけど、正直言ってメチャクチャ。
リサ自体のキャラクターは嫌いじゃないんだけどね。あまりにも物語が酷すぎた。残念賞。

夕菜:主人公の育ての親であり義姉。という設定だから別れて8年経った劇中でも、主人公に対して姉として、育ての親として接するのはまあ理解できる話なのだが、性格(精神年齢)が餓鬼の頃のままというのは……。
このキャラクターの物語の中心は主人公の過去であり、まるで本筋の陰謀めいた話は関わってこない。これについては好感を持てる。ただし主人公、夕菜共に子供過ぎ。惜しい。

ところでこのキャラの髪型、ザクレロに見えて仕方ないんだけど。前髪の垂れた部分が爪に見えて……。ああ、もうザクレロにしか見えなくなってきた!
もうだめぽ。

七海:全編イライラしっぱなし。他のキャラの時と主人公の性格が豹変しすぎ。七海もどん臭くてイライラする(いや、ドジキャラだから仕方ないんだけど)。
場末の酒場に毎夜通う高校生(学園生)ってのはどうなんだろうな。さすがにバレるような気がするんだけど。なんかハードボイルド(?)仕立てなんだけど、高校生って設定のおかげで台無し。
本編に関係してくる部分以外、個人的にイマイチな物語だった。

ゆかり:オノロケストーリー。ED、ボクがゆかりの両親だったら許さないナ。主人公の正体を知っても、知らずともどちらでも。物語的には可もなく不可もなく。

皐月:物語・キャラクター共に他のキャラより一つ頭飛び抜けている感じ。まあ腐ってもこのゲームのメインヒロインか。
しかしこのゲーム、主人公とイチャイチャするシーンが多いなあ。色々と辛かった。

Routes編:こりゃ酷い。物語がもうどうしようもなく酷い。最初の展開からして酷かったし。ナンダアリャ。
EDの歌はイイ。結構好き。アニソンぽいけど。

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とりあえずここまで。