2004/10/05 (火)

君望SFD

遙・茜をクリア。

・遙
終盤歯を食いしばりながらクリア。
正直しんどかった。ダメなんだよ、甘ったるい話って。

・茜
悪くはなかったけど色々と納得いかない。
姉の遙が理解ある人間でヨカッタナ。

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主人公はホントいいやつだなー。
あのヘタレ具合はどこへ?

人間ヒトラー描く映画に熱狂する独、仏紙は冷たい視線(読売)

個人的にヒトラーを人間として描くのは当たり前のことだと思うのだが。

彼は彼なりにドイツを愛し彼なりの行動を行い―結果として敗戦しドイツは国を二分にされる悲しい結果を迎えることとなるが―開戦直後までのドイツ経済の急成長はやはり彼と、ナチス労働党の努力が実った結果だったし、当時のユダヤ人への風当たりは、経済復興前のドイツ人国民の貧困、そして当時富裕層であったユダヤ人への妬みを考えれば、ユダヤ人には悪いが理解できある範囲である。
二次大戦で行われた蛮行は悲劇であったが、ドイツ人であるヒトラーが国を想い行ったその行為を悪として決め付けるのは、個人的にどうにも納得いかない。
このことは日本でも同様で、戦犯として罰せられた軍人の多くが果たして悪であっただろうか?

結局、ドイツ・日本に通ずるもの。それは「敗戦国」であるということ。敗戦国は悪であり、戦争を行った軍人も悪であり、その国民も同様に悪とされた。ヒトラー、東条英機。彼らは敗戦した時から悪と定められたのだ。勝てば官軍。戦勝国であったなら、彼らは今でも称えられるほどの英雄になっていたに違いない。
だから自分はヒトラーや日本の軍人を人間として描くのには、そもそもに彼らは人間なのだから、当然のことだと思うのだ。

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しかし戦争アレルギーが日本以上に強いドイツで、こういった事が起きるとは面白いな。しかも賛成多数。
やはり戦争反対という大義名分とは逆に、当時の二次大戦を肯定的に捉える人が増えてきたってことなんだろうか。

いい加減戦争アレルギーからは脱却したいものだよな。